ジョブ・カードを導入しようと思ったきっかけは何ですか?
将来のキャリアを考えるツールのひとつとしてジョブ・カードを採用 |
売り手市場と言われた就職活動の状況から一変した今年、入学してきた学生たちが、就職活動までどのような学生生活を送り、経験を積んでいくかが課題と捉えていました。大学としては自身の将来を考えながら学び、個人のスキルを意識してキャリア・プランを描ける学生になってほしいと考えています。そのような中、富山キャリア形成サポートセンターより、将来のキャリアを考えるツールとしてジョブ・カードの提案を受け、経済学部で「キャリア・マップ講座」を開講しました。

ジョブ・カードをどのように活用しましたか?
コロナの影響によりオンラインにて講座を開講 |
2020年5月、オンラインにてキャリア・マップ講座(ジョブ・カード編)を開講しました。対象学生は経済学部の1年生347名です。富山キャリア形成サポートセンターより講師を招き、講師の実体験を交えながらの講義の後、実際にジョブ・カード作成に初めて取り組みました。学生の声として、「自己理解が深まった」「将来を考えるきっかけとなった」「将来に向けてのモチベ―ジョンが向上した」などが聞かれ、将来のキャリアを考える大きな一歩となったようです。
導入前後を比較して、あなた自身や社員・組織にどんな効果がありましたか?
将来のため具体的な行動を検討 |
講座に参加した学生は、将来何を目的に働くかなど根本的な事柄からじっくり考えるきっかけを得たようです。講座参加後も、今後どのような行動をとっていくべきか具体的にイメージし、目標を立てていくことで、自分に必要なスキルや技術を考え、今後伸ばしていきたい分野・能力を明確にすることができたと思います。
強みだけではなく弱みを明確にすることにより、どのような経験を限られた学生生活の中で積んでいくか、日頃の生活の中で考える材料になったと思います。
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